茅ヶ崎の海辺で育った僕。子供時代の遊び場はいつも海だった。
我が家の庭から、毎日海岸まではだしで走って行った。
はだしは自由だ。気持ちがよくてたまらない。
いつからか海岸は、はだしで歩けない場所となってしまった。
これからの子どもたちは、海で遊べるのか?
「はだしで自由に歩けるきれいで安全な海岸を子どもたちへ。」
こんな父親の願いがベアフットの活動をはじめるきっかけでした。
「はだし」を意味するベアフット。
これが僕達の活動名称です。
南太平洋のツバル国。
地球温暖化による海面上昇の影響で、やがて沈んでしまうと言われています。
遠い国の事ですが、加害者・被害者の隔てなく、地球環境の悪化は誰もが当事者です。
ツバルの子どもたちは、明るい笑顔と瞳で僕を迎えてくれました。
この瞳をなくしてはいけません。
では、平和で豊かな国に住む僕等は、
遠い国や、地球環境の未来をどうリアルに感じる事が出来るでしょうか?
それは、想像力だと思います。
今日の行動が、明日どこで何に誰に影響を及ぼすのか・・・。未来を想像する事。
「想像する力」が、今一番必要ではないでしょうか?
心や想像力を豊かにするために、芸術があります。
ミュージシャンである僕にとって、音楽は大切な物です。
音楽の奇跡を信じているひとりです。
素晴らしいミュージシャンの発信する音楽の力を借りて、
ひとりでも多くの人に環境保護・保全のメッセージを届けたいと思っています。
そして、できることから行動を起こす事。
僕たちと一緒に行動を起こしませんか?
「環境」「子ども」「音楽」をキーワードにベアフット協会は活動しています。