過去に開催された3.11メモリアル
Wish Flower 3.11メモリアル 2014
桑沢デザイン研究所教授のおーくん・あきらさんと、青山学院大学院学生、玉川大学学生 その他たくさんの方々によるWish Flowerです。素敵な作品をありがとうございます。
桑沢デザイン研究所教授のおーくん・あきらさんと、青山学院大学院学生、玉川大学学生 その他たくさんの方々によるWish Flowerです。素敵な作品をありがとうございます。
【場所】大磯北浜海水浴場 【日時】2014/3/9 10:00~10:30
カメラマン芝田満之氏が見つめた「Wish Flower湘南」の模様をコラージュにて先行公開
Photos By Mitsuyuki Shibata
「大磯会場」
風が冷たい朝9時の海岸には、朝練の野球部員の姿も見える。
今年度から、砂浜にメッセージを描くことにしたので、幸矢、Aisa両名で下地作り。
太陽が少しづつ暖かくなってきた9時45分過ぎ。参加者の皆様が集まり始める。
みんなで海岸漂着物を集めてサンド・メッセージを制作。
子供たちは、楽しそうに漂着物を集め始める。
大磯北浜海水浴場には、流木が多い。そんな流木にプラスティック破片ゴミが
絡まっているのを見ると、ベアフットのビーチクリーンアップ魂に火がつきそう！
10時からセレモニースタート。まず、ひとりづつお花を手にする。
幸矢の挨拶、祈りに続き全員で黙祷。
そして幸矢のハーモニカが流れる中、順番に献花。
ベアフット協会の復興支援ソング「アイノアイノウタ」をAisaが歌う。
がんばって ボク アイノアイノウタ
がんばって きみ アイノアイノウタ
特大の流木をゲットした少年。
彼が大人になる頃には、復興という皆の願いは叶うはずだ。
海に伝えた大磯の願いが、茅ヶ崎へリレーされる。
Words by MANNA
【場所】茅ヶ崎ヘッドランドビーチ・ボードウォーク前
【日時】2014/3/9 12:00~12:30
カメラマン芝田満之氏が見つめた「Wish Flower湘南」の模様をコラージュにて先行公開
Photos By Mitsuyuki Shibata
「茅ヶ崎会場」
今日の茅ヶ崎海岸は凪ぎ。ビーチクリーンアップをする人々の姿も見られる。
定期的なビーチクリーンアップや、恒例の夏のイベントを開催している
「ほのぼのビーチ」のメンバーが、BBQの準備を始めている。
寒いビーチに集まる参加者のため、暖かい食べ物が用意されるのだ。
さすが！ボランティア活動になれているメンバー。
素晴らしいボランティア・ケアだ。
12時前から、みんなで海岸漂着物を集めてサンド・メッセージづくり。
茅ヶ崎ヘッドランドビーチは石が多い。
帽子や両手に一杯集めた石や貝殻で、それぞれ思い思いに飾っていく。
手形やメッセージを書き入れる。
するといつのまにか、個性的なサンド・メッセージができあがるのだ。
元ライフセーバー鯨井保年氏（ビーチフラッグス世界チャンピオン）が、
沖から海岸へホラ貝の音色を響かせる。 セレモニーの開始合図だ。
あめんぼビーチクラブの男たちが、アウトリガーを操り、海岸へとやってきた。
幸矢の挨拶、祈りに続き黙祷。
「明日浜辺に」のハーモニカ演奏の中、それぞれが祈りと献花。
花は、あめんぼビーチクラブへ託された。
幸矢の「出航！」のかけ声とホラ貝の合図で、アウトリガー・カヌーが沖へ。
鯨井氏の右手には、高々と花が掲げられていた。そして、花が海へ届けられる。
アウトリガーが届けた願いが、鵠沼へリレーされる。
Words by MANNA
【場所】片瀬西浜海岸・片瀬西浜特設ステージ前
【日時】2014/3/9 14:00~14:30
カメラマン芝田満之氏が見つめた「Wish Flower湘南」の模様をコラージュにて先行公開
Photos By Mitsuyuki Shibata
「鵠沼会場」
日曜日の午後は、観光客でにぎわう江ノ島水族館前の海岸。
行政のクリーンアップも定期的に行われている片瀬西浜海岸は、海岸漂着物がない！ 人工ゴミどころか、自然の漂着物もないのだ。
みんなで必死に集めた小さな貝殻でサンド・メッセージを制作。
参加者の一人が、バッグを置く。そこには「How are you?」のメッセージ。
幸矢の挨拶、祈りに続き黙祷。子供たちや犬たち、観光客も参加して献花へ。
小さな花束に分けられた献花を託されたのは、 河村正美氏（ロングボード・グランドチャンピオン）とロングボーダーの仲間たち。
幸矢のホラ貝の合図で沖へ。
パドリングで沖へ出るため、サーファーたちは花を口にくわえる。
沖で円になった彼らは、三度水しぶきを高く上げる。準備ができた合図だ。
海へ献花。海岸では拍手が起こる。
How are you？
元気ですか？
傷ついたすべての魂へ、このメッセージが届きますように。
そして、鵠沼から葉山へリレーされる。
Words by MANNA
Photos by Masayoshi A.
【場所】葉山大浜 【日時】2014/3/9 16:00~16:30
カメラマン芝田満之氏が見つめた「Wish Flower湘南」の模様をコラージュにて先行公開
Photos By Mitsuyuki Shibata
「葉山会場」
葉山の会場は、御用邸近く。
そろそろ夕焼けに変わろうとしている海岸に、
堂々とした姿のサバニが停泊している。
昨年は、強い風で目も開けていられない中の開催だったが、
今年は打って変わって静かな海。
参加者の皆様の手によって、サンド・メッセージがすでに作り始められていた。
そこへ、漂着物を集め飾っていく。
葉山大浜海岸には、流木、石、貝殻などがたくさん落ちている自然豊かな海岸。
御用邸警備の警察官が、人が集まっているのを見て確認にくるが、
皆の姿を見てニコニコと笑顔で戻っていった。
思いがけない大雪で倒れた木を使った手作りリース、摘んできた花、
買って持ってきて下さった花、地元のお花屋さんの協力もあって
色とりどりの花が待ち受けていた。
幸矢の挨拶と祈りに続き黙祷。そして献花。
日本のシーカヤック界を牽引して来た、海洋ジャーナリスト 内田正洋氏と
クルーたちに花を託し、夕陽に向かってサバニが出航した。
大磯から始まり、茅ヶ崎、鵠沼とリレーされた願いは、葉山まで繋がれた。
東日本大震災の後、海が怖いと言う小さな子供たちが増えたという。
しかし、海に囲まれた島国日本。これからも海とともに生きていかねばならない。
生活の糧としての海だけではなく、心の糧としても海を愛する人々が集う湘南。
そんな湘南人から、追悼と希望のメッセージが贈られることは
意味があるように思える。
それは、これからも海とともに生きようという覚悟かもしれない。
参加してくださった皆様、祈りと笑顔をありがとうございます！
ベアフット協会会長、岩澤幸矢の挨拶にもあったように、
震災の日から小さな希望の灯を繋いでいったのは名もなき人々でした。
３年経ってもまだまだ復興の道のりは険しいですが、
希望を持ち続ける強い心をお与え下さいと祈るばかりです。
各会場に参加してくれたフォトグラファー芝田満之氏に
感謝を伝えたいと思います。
写真を通してイベントの意味を気づかせてくれました。MAHALO NUI！
Words by MANNA
Wish Flower 3.11メモリアル 2013
神奈川県、葉山にて、Wish Flower 葉山が開催されました。
ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。
神奈川県、湘南にて、Wish Flower 湘南が開催されました。
ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。。
「ふしぎのヤッポ島」から、プキプキたちが参加してくれました！ 頭に飾ったお花は、大好きなヤッポ島の自然から分けてもらったもの。 ヤッポ島がずーっとキレイでありますように。
東京都三鷹市より、かける君が参加しました！
黄色いチューリップを大好きな遊び場、神田川へ流しました！
いつまでもキレイな神田川でありますように。
桑沢デザイン研究所の学生のみなさんが参加！色とりどりイラストは、生徒それぞれが願いを込めたWish Flowerお花畑です。
「ベアフット夢の島」開催地、東京都夢の島公園熱帯植物館にて、植物館館長ご自身が栽培する、菜の花と参加！
スカイツリーをバックに東京湾へWish Flowerを贈りました。
長野県小諸市より、さくらちゃんが参加しました！
オリジナルの白いアレンジメントを、東北地方へ続く
澄んだ青い空へ向けて。
さくらちゃんの願いよ、東北まで届け！
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これからも海と、自然と共に生きてゆく日本。
あの日を忘れず未来への願いを込めて日本を花と願いで溢れさせませんか？